経営に正しいブランディングを。わかりやすく解説|ブランド シンキング

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経営に正しいブランディングを。わかりやすく解説

味だけでは成功しない。飲食店におけるブランディングの必要性。

安くて美味しいが当たり前だからこそブランディング戦略が必要

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美味しいは必須条件

飲食市場環境は年々厳しくなっています。少子高齢化によって、飲食店を利用する人も減り、過去よりも飲食店の競争は激化しているのです。そんな中で今求められているものは飲食店のブランディング。美味しければブランディングは必要ないのでは?と考える人も多いですが、今の時代美味しいだけでは生き残れません。

日本の飲食店のレベルはかなり高く、美味しいことはもはや当たり前です。手ごろな価格で提供する飲食店も増え、「安くて美味しい」が求められています。

更に、飲食店の従業員不足も大きな問題です。2018年の調査では、飲食店の8割が人手不足を感じていると回答(参照:帝国データバンク 人手不足に対する企業の動向調査2018年7月)。人手が足りなければ、1人あたりの負担は増え、必須条件である味のレベルを保つことが難しくなります。

人手不足に競争の激化、これらによって飲食店のほとんどが倒産。2019年の調査では、668件も倒産していることがわかりました(参照:帝国データバンク 飲食店の倒産動向調査2019年)。

では飲食店として生き残るためには何が必要なのか?その答えがブランディングです。

ブランディングでマイナスポイントをプラスに変える

多くの飲食店がある中、どのようにして自分のお店を認知してもらうか?飲食店におけるブランディングの必要要素は3つあります。

・人
・物
・環境

「人」は働いている人のこと、「物」は提供される料理、「環境」はお店のエピソードや歴史のことです。例えば「人」の場合、芸能人がプロデュースしたお店ならば「〇〇がプロデュースした××屋」というだけで、ブランディングは成立します。「物」ならば「ここでしか食べられない〇〇がある」、「環境」ならば「夜景の綺麗な〇〇」というように、そのお店独自の強みを探していくことが肝心です。

しかしありふれたキャッチコピーでは差別化ははかれません。そこでマイナスポイントをプラスに置き換えるという手段があります。近年はSNSでの口コミが話題になることも多いので、マイナスポイントをブランディング戦略として使っている飲食店も多いです。

人材が足りなければ「店長1人でまわしている居酒屋」、食材が少なければ「変わったものは置いてません」、特殊なエピソードがなければ「味は普通だけどなんとなく10年続いてるお店です」など、マイナスが面白みに変わります。SNS上では「SNS上で話題になった変わったお店」として、ブランディング戦略は成功してると言えるでしょう。

スターバックスでさえも、マイナスポイントをプラスに変えたブランディングと言えます。スターバックスは「美味しくお洒落なコーヒー」というブランディングで成功していますが、値段は決して安くありません。値段の高さを「美味しい」「お洒落」という言葉に置き換え、値段が高いマイナスポイントを上手くプラスに変えているのです。

ブランディング要素をシンプルに

飲食店におけるブランディングにおいては、要素を絞り込むことも重要です。ブランディングを固める要素は大きく分けると4つあります。

・ロゴ
・キャッチコピー
・デザイン
・名称

飲食店のブランディングは、全てを固める必要はなく、キャッチコピーや名称を優先的に作っていきましょう。名称で成功している例としては『俺の株式会社』。「俺の〇〇」と聞けば、誰もが知っている飲食店にまで成長しています。しかし『俺の株式会社』のロゴやデザインまで知ってる人は少ないです。このように、成功している飲食店は、キャッチコピーや名称がブランディングの要となります。

全ての要素を作り上げ、認知してもらうことは難しいです。SNSなどを使って広める際に、「キャッチコピーがこうでロゴがこうでデザインにもこだわり…」と長い文章を投稿しても、誰も読んでくれません。まずは1つの大きな魅力を打ち出すことが、ブランディングに繋がっていきます。

「個の時代に求められるブランディング力とは?」の記事中でも解説していますが、個人店ならば個性を引き出し、個のブランディングをするのも1つの策です。「マスターが面白いバー」「個性的な店長の居酒屋」というだけでもブランディングは成立します。

どれだけ1つのテーマを押し出せるか?他と違う強みがあるか?どんな言葉にするか?圧倒的な強みを作り出し、理解することがブランディング戦略に繋がるでしょう。

名城政也

 
名城 政也

SEO記事からオウンドメディア、脚本や台本、HP文章までweb媒体の記事を多く手掛けるwebライター。 多趣味で幅広い知識を基にさまざまな記事を執筆。

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