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経営に正しいブランディングを。わかりやすく解説

音楽を使ったブランディングは有効的か?事例を交えて音楽の有効性を解説

音楽はブランディング要素となるか?

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ブランディングの要素として主に4つが多く知られています。

・ロゴ
・キャッチコピー
・デザイン
・名称

上記の4つはあくまで、ブランディングのメインとなる要素であり、細かくブランディングを進めていけば他にもまだまだあります。その中であまり注目されていないのが、音楽です。結論から言えば、音楽もブランディング要素の1つと言えるでしょう。

しかし音楽を重要視している企業は少ないのが現状です。そこで今回は、音楽をブランディングとして成功させている事例を交えながら、音楽の重要性を解説します。

音楽とは何か?

まず「果たして音楽とは何か?」という点から見ていきましょう。音楽や絵画など、芸術に関しては意見が分かれます。「表現」と語る人も多いでしょう。ただ昨今では「芸術」という敷居の高い存在ではなく、生活に近い存在です。テレビやネット動画、外を歩いていてもショッピングしていても、常に音楽は流れています。

「音楽を聴く」というよりも「気づけば流れている」という方が、現代の音楽のイメージに近いのではないでしょうか。つまり音楽はメインのコンテンツではなく、コンテンツを彩るものとなっているのです。このように考えていくと、音楽がブランディング要素となるのも納得できるでしょう。

音楽を使ったブランディングの事例

音楽を使ったブランディングの事例は、実はかなり多いです。例えばふと流れてきた曲を聞いて、「これってあのドラマの曲だ」「これってあのCMで聞いたことある」など感じた経験は多いでしょう。知らず知らずのうちに、昔から音楽はブランディングとして成功しています。

いわゆる「テーマソング」は、まさに音楽をブランディングとして使っている事例です。特に有名ないくつかの事例を紹介します。

飲料ならば『俺とお前と大五郎』などは誰もが知るテーマソングではないでしょうか。言わずと知れた焼酎『大五郎』のCMで使われている楽曲です。「昔の友は今も友~」と始まれば、ほとんどの人は「俺とお前と大五郎」が浮かぶでしょう。商品名も入っており、ブランディングとして大成功しています。むしろ『大五郎』に関しては、この曲こそがブランディングのメインと言っても過言ではありません。

家電量販店では、『ヨドバシカメラ』や『ビックカメラ』が有名ですね。『大五郎』同様、歌が始まれば誰もが知るCMソングでしょう。『大五郎』や『ヨドバシカメラ』のように、商品名が入っているテーマソングもあれば、そうではないものもあります。

例えば『夢は終わらない』という曲をご存じでしょうか。タイトルだけではわからない方も多いと思いますが、「どこまでも どこまでも 果てしない空 信じている限り 夢は終わらない」のフレーズを聞けば思い出す人は多いはず。専門学校日本スクールオブビジネス、IT会計専門学校・法律専門学校などを運営する『立志舎』CMソングとして馴染みのある曲ですね。

「夢」や「空」というワードで、スクールの雰囲気や将来に対しての希望を連想させ、ブランディングとして成功してると言えるでしょう。『立志舎』CMソングのように、商品名をいれず、曲が先行して覚えられるパターンもあります。「この曲ってなんのCMの曲だっけ?」と思わせれば、『立志舎』の名前を覚えてもらうきっかけにもなります。

これからは音楽もブランディングの1つとなりえる

テーマソングに重きを置いている企業は少ないです。理由としては、曲を流す場面が少ないからでしょう。TV CMを流せる企業ならば良いですが、TV CMには莫大な費用がかかります。しかし今はTV CMだけが音楽を流せる場ではありません。

Youtubeを使えば、自社のCMを流すことも可能ですし、とにかく費用をかけたくなければYoutubeで自社のチャンネルを作ってしまえば良いだけです。動画のBGMやオープニング・エンディングなど、音楽を流せる部分はいくつもあります。

もう音楽は、大手企業だけが使えるブランディングではありません。他社との競合を図るため、自社のイメージを強く残すために、音楽を使ったブランディングも取り入れていくべきでしょう。

名城政也

 
名城 政也

SEO記事からオウンドメディア、脚本や台本、HP文章までweb媒体の記事を多く手掛けるwebライター。 多趣味で幅広い知識を基にさまざまな記事を執筆。

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