経営に正しいブランディングを。わかりやすく解説|ブランド シンキング

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経営に正しいブランディングを。わかりやすく解説

ブランド・マネージャーとは?

ブランド・マネージャーはブランディングのスペシャリスト

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ブランド戦略をする上で欠かせない存在が「ブランド・マネージャー」です。ブランド戦略を担う大きな役割として、現在ではブランド・マネージャーの資格やブランド・マネージャー認定協会まであります。まずブランド・マネージャーがどのような役割を担う人物なのか?ブランド・マネージャー認定協会では次のように説明しています。

「ブランド・マネージャーは、ブランドの資産としての価値を高めるために、その構築から管理までの活動全般にわたる広範囲の経営的責任を担います。その意味で、広義のブランド・マネージャーとは、役職名ではなく、経営者的視点からブランドの価値を高める経営戦略を実現する役割を担う人を指します」(引用元:ブランド・マネージャー認定協会)。

ブランディングの重要性は説明するまでもありませんが、ブランド戦略を成功させるために、ブランド・マネージャーの存在は大きな存在です。

ブランド・マネージャーには幅広い知識が必要とされる

ブランド・マネージャーに求められる知識や能力は広範にわたります。

・ブランディングの知識
・マーケティングの知識
・知的財産に関する法律の知識
・ファシリテーション能力
・コミュニケーション能力
・プレゼンテーション能力
・観察力
・分析力
・計画力
・実行力

これら全ての知識や能力がなければ、ブランド・マネージャーにはなれません。他人を巻き込み共感させるためのコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、ファシリテーション能力、企業のポジショニングや武器を理解するための観察力や分析力、そしてゴールに向かって動くための計画力や実行力。知識だけではなく、人間力も求められます。

ブランド・マネージャーを導入した例

ブランド・マネージャー制度を説明する上で欠かせないのが『P&G』でしょう。P&Gには「パンテーン」「レノア」「パンパース」など、有名ブランドばかりです。これらはP&Gがブランド・マネージャー制度を導入し、各ブランドを会社レベルにまで成長させた一例です。P&Gのブランディングに関しては「P&Gウェイ: 世界最大の消費財メーカーP&Gのブランディングの軌跡」として、書籍化もされています。

また日本で有名な企業であれば、『日清』もブランド・マネージャーを導入し、成功している代表例です。日清では、ブランド・マネージャーを導入することで、社内競争を促す仕組みを作りました。

「当社には、ブランドマネージャーが開発から販売まであらゆるプロセスに責任を持つ『ブランドマネージャー制度』というものがあります。『カップヌードルをぶっつぶせ!』という社内スローガンのどおり、自社の常識を根本からくつがえすような発想を自分たち自身で生み出すことが求められています。だからこそ、カップヌードルが斬新なプロモーションをやるなら、U.F.O.はさらに上を…といった具合に、ブランド同士が常に競争し、切磋琢磨していく構造ができあがっているのです」(引用元:面白さのウラには“仕組み”があった!日清食品がトガった企画を連発できるワケ|新R25 – シゴトも人生も、もっと楽しもう)。

日清のブランディングに関しては、日清2代目社長安藤宏基さんが「カップヌードルをぶっつぶせ!」というタイトルで、ブランディング・マーケティングに関する本を出版しています。

ブランド・マネージャー制度は導入すべきか?

ブランド・マネージャーが全ての企業において必要かというと、答えはNO。そもそもブランド・マネージャーが求められるようになった背景は、ビジネス規模が拡大しブランド管理が難しくなったためです。個人事業や、自社内に1つの商品ブランドしか持たないのであれば、経営者がリーダーとして進めていけば問題ありません。

しかしビジネス規模が拡大し、商品ブランド数が増加すれば経営者だけでは管理ができなくなります。そんな時に活躍するのがブランド・マネージャーです。全ての企業に必要ではありませんが、これから拡大していこうと考えているのであれば、ブランド・マネージャー制度の導入を検討しても良いでしょう。

名城政也

 
名城 政也

埼玉県出身中卒。2児のパパ。 MSYmusic代表 現在webライター・ブランド「Slidrive」・音楽関連(イベント運営・レコーディング・動画制作)の仕事をしながら、時折ドラマーやギタリストとしてステージに立つことも。




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