SNSブランディングは主流と化している
近年SNSが発達し、大手企業もSNSを利用するようになりました。企業の社員や社長が、SNSで自分の考えを発信することも多く見受けられます。このように、SNSブランディングは当たり前になっているのです。SNSブランディングを成功させると、利益の向上はもちろん、採用にもつながります。
しかし、「SNSに時間を割けない」「そもそもSNSの使い方がわからない」という方もいるでしょう。そこで、今回はSNSブランディングの第一段階として、メリットデメリット、SNSそれぞれの活用方法や特徴を解説します。
SNSブランディングのメリット
SNSを使ったブランディングのメリットは3つです。
・コストを抑えられる
・発信スピードが早い
・広がりが早い
大きなメリットは、コストを抑えられる点でしょう。従来のブランディング手法では、多くの予算・時間を使わなければいけませんでした。しかし、SNSを利用するのに予算はかかりません。SNSを利用する時間がかかるだけです。とはいえ、SNSに一文投稿するのに、1時間も2時間もかかりません。従来の方法と比べるとかなり手軽です。
次に発信スピード。ブランディングのためにマスメディアを使う場合、費用がかかるだけではなく、発信スピードが遅くなるデメリットがありました。しかし、SNSなら発信したい情報を”今”発信することが可能です。ブランドが伝えたい意思をタイムラグなく顧客に伝えられます。
そして、SNSならではのメリットが、広がりの早さです。SNSへの投稿が人気となれば、SNS利用ユーザーが勝手に周りに広めてくれます。従来の方法では、”そのブランドに興味のある人”しか見なかったものが、多くの人の目にさらされます。SNSから新規顧客を獲得することも可能です。
SNSブランディングのデメリット
SNSブランディングのデメリットは1つ。SNSのために時間を割かなければいけない部分です。従来のブランディングも同様ですが、SNSブランディングも、すぐに効果は出ません。長期的かつ継続的にSNSを更新する必要があります。
投稿するだけなので簡単に考えてしまいがちですが、毎日数回の投稿、それも、ただの雑談ではなくブランディングにつながる内容を投稿しなければいけません。内容を精査して毎日数回投稿するのは、意外と続けられないものです。
3大SNSの特徴と活用方法
現在SNSは多くありますが、そのなかでも3大SNSと呼ばれているのが「Facebook」「Twitter」「Instagram」です。それぞれのSNSにどんな特徴があり、どんな形で活用していけるのか解説します。
まずは「Twitter」。3大SNSのなかでは、最も伝達スピードに優れているSNSです。他のSNSと比べてラフな雰囲気で発信できるため、企業も肩ひじを張らず、ラフな雰囲気で投稿しています。そのため、ユーザーと近い距離で接することができるのも特徴です。とくに、”お堅いイメージ”のある企業は、Twitterを使ったブランディングをしてみると良いでしょう。ユーザーと関わりをもつことでお堅いイメージが崩れ、新規ユーザーが興味を持ってくれるようになります。
次に「Instagram」。Instagramは画像や動画、ビジュアルコンテンツに特化したSNSです。視覚から情報を与えられるため、モノ作りの企業が使いやすいでしょう。画像や動画を利用することで、世界観の統一を図れます。Instagramでブランディングできれば「お洒落な〇〇といえば……」のような印象を与えることができるでしょう。
そして「Facebook」。Facebookは、国内外問わず多くの人が利用しているSNSです。他SNSが”知らない人と出会うため”とすると、Facebookは”リアルなつながりをより濃くするもの”といえます。そのため、Twitterのように不特定多数に情報が拡散されることは少ないです。しかし、現在の顧客とのつながりを強くできるメリットがあります。Facebookの活用で、今まで以上にブランドに興味を持ってもらえるでしょう。
SNSはブランディングに活用できる
SNSを使ってブランディングをする企業は、今後さらに多くなっていくでしょう。とくにコロナ禍の現在、多くの人はSNSを見る時間が増えているはずです。コロナ禍を生き残るには、”SNSをどう使いこなせるか”で左右されるといっても過言ではないでしょう。
今回SNSブランディングに関して簡単に説明しましたが、SNSブランディングは調べれば調べるほど奥が深いです。今後もSNSブランディングに関して継続的に解説していきます。
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