経営に正しいブランディングを。わかりやすく解説|ブランド シンキング

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経営に正しいブランディングを。わかりやすく解説

2018.01.24

企業理念を理解している人は、将来活躍するイメージを持っている。

致命的な2倍以上の差。

スクリーンショット 2018-01-22 11.02.20むすび株式会社調べ2017.12

 

理念・価値観を理解せず入社するのは不幸を招く。

昨年末、私たちが行った調査は、入社3年目以内の新人社員が自社の理念・価値観の理解度でどのような意識の差が生まれるか、というものでした。前回に続き、もう一つ面白いデータが出ています。

それは「将来の活躍イメージ」が自社の理念・価値観を理解している人と、そうでない人でどれくらいの差がでるか、というものです。結果は画像のとおりですが、前者が「活躍するメージがある」、「どちらかというとイメージがある」合わせて52.3%。後者は2項目あわせて23.8%と、2倍以上の差があることがわかりました。

自己の成功イメージがあるとないとで、大きな差が生まれるのは、多くの社会人なら実感として納得して頂けるでしょう。私の手元にはないのですが、おそらく探せばそのような資料やデータもあるはずです。

そう考えるとこの差はとてつもなく大きいのではないでしょうか。インナーブランディングが叫ばれて久しいですが、しかしなかなか導入する企業は多いとは言えません。それは手間のほど、効果が見えにくいからではないか、と私は仮説立てしています。

確かに手間はかかります。地道な浸透が文化になるくらい続けることが重要でしょう。しかし、業績の上昇がビジョン(理念)の浸透から始まるという統計的な調査結果はたくさんあり、これまでも紹介してきました。そして今回の結果を見れば、さらにその調査は強化されたと言うことができると思います。社員が活躍するイメージがわかなければ、その社員はもちろん活躍できません。そして活躍するからこそ、個人の業績が上昇し、企業全体の業績も上っていきます。

そしてもっと本質的な経営を行うならば、採用時点から理念や価値観に共感した人を入社させるべきです。そもそも共感していない人に共感や理解を求めるのは酷ですし、求めれば求めるほど、溝はできやすくなるでしょう。その先にあるのは退職です。

求職者、企業側、双方のWINを達成するのが、理念や価値観を土台にした採用、つまり「採用ブランディング」なのです。

fukasawa

むすび株式会社 代表取締役
深澤 了

ブランディング・ディレクター/クリエイティブ・ディレクター、BRAND THINKING編集長。日本ブランド経営学会副会長。2002年早稲田大学商学部卒業後、山梨日日新聞社・山梨放送グループ入社。広告代理店アドブレーン社制作局配属。CMプランナー/コピーライターとしてテレビ・ラジオのCM制作を年間数百本行う。2006年パラドックス・クリエイティブ(現パラドックス)へ転職。企業、商品、採用領域のブランドの基礎固めから、VI、ネーミング、スローガン開発や広告制作まで一気通貫して行う。採用領域だけでこれまで1000社以上に関わる。2015年早稲田大学ビジネススクール修了(MBA)。同年むすび設立。地域ブランディングプロジェクト「まちいく事業」を立ち上げ、山梨県富士川町で開発した「甲州富士川・本菱・純米大吟醸」はロンドン酒チャレンジ2018銀賞、2019金賞、フランスKura Master2019金賞。埼玉県戸田市では「埼玉戸田・かけはし・純米吟醸微発泡」と、立て続けに日本酒をプロデュース。山梨県都留市ではネクタイブランド「TSURUIKI」の立ち上げも行う。クリエイティブ・ディレクター、コピーライターとしてFCC賞、日本BtoB広告賞、山梨広告賞など。雑誌掲載、執筆多数。著書は「無名✕中小企業でもほしい人材を獲得できる採用ブランディング」(幻冬舎)、「知名度が低くても"光る人材"が集まる採用ブランディング完全版」(WAVE出版)。

むすび株式会社

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