経営に正しいブランディングを。わかりやすく解説|ブランド シンキング

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経営に正しいブランディングを。わかりやすく解説

2017.02.24

「ブランディング」と「人事」の関係性について。

【スタートアップのCEOだからこそ身につけたいブランディング思考】no.9

先日2.16日に自社主催イベントで『CHRO(最高人事責任者)』をテーマに、イベントをさせていただきました。なぜ「ブランディング」と「人事」が関係あるのかと思われるかもしれません。日本では「ブランド=プロダクト」のイメージが強いですが、人事とも密接に関わっています。

本質的に、企業に関わるブランドに対しては、人の部分に関して『CHRO(人事)』が責任が持つ立場です。そこを一貫して見る人が現在はCEO+人事部(担当者)で、連携もけしてうまく言っているとはいえない状況だと考えています。『CHRO』を立場が企業内において存在していないことが問題なのではないかと認識しています。

下記は、人事領域における全体的イメージとなります。

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日本では「ブランディング=プロダクト」のイメージが強いですが、『ブランド』は経営の最上位概念です。

>確かに日本では、プロダクトブランドとコーポレートブランドのマネジメントを分ける傾向がある。また、日本では「ブランド」という名称の付いた担当部署が設置され、その部署がブランド管理をすべきとの認識が多い。海外ではむしろ「ブランド」という名称の付いた組織は存在せず、経営企画部門やマーケティング部門が一貫してブランド管理をしているのが通例だ。

日本企業は経営戦略としてのブランディングを
https://www.kkc.or.jp/plaza/magazine/201309_11.html?cid=10

ブランディングから、2つの概念で人事との関係性についてなります。
1)社内制度におけるブランディング
2)採用におけるブランディング

1)社内制度におけるブランディング
よくあるケースは「ブランディング」と「社内制度」が連動していないパターンです。
予算/人的リソースをバラバラにかけている状態で、結果的にちゃんと浸透できない状態です。

【ブランディング】
ビジョン

ミッション

バリュー

ポリシー

行動指針

カルチャー

【採用】
採用の入り口

市場

評価制度

教育

評価

活動
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この2つの概念を、連動させることで採用の入り口から、社内制度、カルチャーまで一貫して
運用していくことができます。採用ブランディングについては、別の機会にまとめさせていただきます。

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具体的なイメージとしては、理念から一気通貫して行動まで落とし込むやり方があります。
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chikaike

 
チカイケ 秀夫

パーソナル・ベンチャー・キャピタル代表。企業ブランディングパートナー/社外CBO(チーフ・ブランディング・オフィサー)。一部上場IT企業でベンチャー立ち上げ、グロースハック、企業理念策定や代表直下でグループでのさまざまなプロジェクトを担当。そこでの『ブランディング』を通して、現在は、個人/スタートアップ/ベンチャーへの支援を行う。

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