【スタートアップのCEOだからこそ身につけたいブランディング思考】no.7
普段、仕事や初めて会う方に質問する事です。この質問で企業のブランディングのレベルがわかります。多くの人が最初に質問する「何をやられている会社でしょうか」の回答がキモになります。
回答のパターンとして、大きく3つあります。
1)物やサービス説明する。
2)企業名のみ
3)ビジョン/価値/ストーリーを話す
1)物やサービス説明する。
一番多いケースですが「物」や「サービス」を説明した時点で、
例えば「デザイン」なら、日本中にあるすべての「デザイン」をしている会社が、競合になります。
つまり差別化できなければ、値段の安さ勝負になってしまいます。
2)企業名のみ
ある程度、知名度やブランド力がある会社は良いですが、「その人は何をしているか?」が大事です。たとえブランド力があっても、その人の独自の価値を出せていない場合、会社はすごいのかもしれませんが、「あなた自身」と「何ができるか」が弱いです。
3)ビジョン/価値/ストーリーを話す
自己紹介で、長い話を嫌われると思いますが、最初に『ビジョン(理念)』を話すのはとても重要です。「私たちは〜通して、どんな社会を実現を目的しています。」、「具体的にはどんな事業をしています」だけでも、ただ手段を伝えるだけでなく、説明に厚みがありますし、ビジョンを伝えることで差別化できる状態になっています。
普段、ビジネスをする上で、自己紹介をする場面は多いですが、意識せずになんとなく話したり、聞いたりせずに、相手がどのレベルで話すのか、自分がどこから話すのかを意識することで、そこから相手との関係性も変わっていきます。
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