経営に正しいブランディングを。わかりやすく解説|ブランド シンキング

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経営に正しいブランディングを。わかりやすく解説

2017.02.03

相手のブランディングがわかるたった1つの質問。「物」や「サービス」を売ってはいけない。

【スタートアップのCEOだからこそ身につけたいブランディング思考】no.7

普段、仕事や初めて会う方に質問する事です。この質問で企業のブランディングのレベルがわかります。多くの人が最初に質問する「何をやられている会社でしょうか」の回答がキモになります。
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回答のパターンとして、大きく3つあります。

1)物やサービス説明する。
2)企業名のみ
3)ビジョン/価値/ストーリーを話す

1)物やサービス説明する。

一番多いケースですが「物」や「サービス」を説明した時点で、
例えば「デザイン」なら、日本中にあるすべての「デザイン」をしている会社が、競合になります。
つまり差別化できなければ、値段の安さ勝負になってしまいます。
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2)企業名のみ

ある程度、知名度やブランド力がある会社は良いですが、「その人は何をしているか?」が大事です。たとえブランド力があっても、その人の独自の価値を出せていない場合、会社はすごいのかもしれませんが、「あなた自身」と「何ができるか」が弱いです。
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3)ビジョン/価値/ストーリーを話す

自己紹介で、長い話を嫌われると思いますが、最初に『ビジョン(理念)』を話すのはとても重要です。「私たちは〜通して、どんな社会を実現を目的しています。」、「具体的にはどんな事業をしています」だけでも、ただ手段を伝えるだけでなく、説明に厚みがありますし、ビジョンを伝えることで差別化できる状態になっています。

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普段、ビジネスをする上で、自己紹介をする場面は多いですが、意識せずになんとなく話したり、聞いたりせずに、相手がどのレベルで話すのか、自分がどこから話すのかを意識することで、そこから相手との関係性も変わっていきます。

chikaike

 
チカイケ 秀夫

パーソナル・ベンチャー・キャピタル代表。企業ブランディングパートナー/社外CBO(チーフ・ブランディング・オフィサー)。一部上場IT企業でベンチャー立ち上げ、グロースハック、企業理念策定や代表直下でグループでのさまざまなプロジェクトを担当。そこでの『ブランディング』を通して、現在は、個人/スタートアップ/ベンチャーへの支援を行う。

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