2024年2月15日、オンラインにて日本ブランド経営学会サロン、第58回が開催されました。
日本ブランド経営学会は、ブランディングの視点から日本の企業経営を変えていくという志をもった学びの集まりです。なかでも活動を特徴づけるサロン活動には、「ブランディング」という共通の関心事をテーマに社会人が集まり、創発的な取り組みのきっかけの場にもなっています。
今日の最初のライトニングトークは、ソフトバンク株式会社の内藤孝太郎氏。CSR本部地域CSR統括部、関東甲信越地域CSR部部長を務めています。現在の自身の取り組みについてお話しいただきました。
そして、今回のメイン登壇は、Enter the E株式会社代表取締役社長の植月友美氏。自身が20代でガンになった経験などを話しながら、当時考えた「自産自着」の事業をやってみようと、当時の会社を退社して起業します。それが2019年。服のエシカルブランドは他にはないということで、それなら私がやろうと決心しました。
10年着られる耐久性のある服として「TEN」というブランドを立ち上げ、これを回収し、再び「TEN」になるしくみをつくっています。使い捨てや環境意識のあるアーティストに向けてのPRを強化しています。
「小さな幸せに気づかせてくれる服をつくる」。これがEnter the Eのミッション。植月氏は「TEN」を通じて、この国の周波数を上げる、が私達のゴールであると訴えます。SDGsではなく、本当の幸福感を「TEN」というブランドを通じて伝えていきたい、と熱く語ります。
このあとは、ブレイクアウトルームにわかれ、ディスカッションの時間に。この日も熱い議論が交わされました。
3月のサロンは3/21(木)19:30〜@オンラインとなります。
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