【スタートアップのCEOだからこそ身につけたいブランディング思考】no.12
ブランディングからサイト制作で「ランディングページ」と「ブランドサイト」って何が違うのという質問がありますが、わかりやすい例として、 衛星から人工流れ星を流す宇宙ベンチャーの『STAR-ALE』を紹介しています。
大きく言うと、いきなり商品を売るのではなく、メッセージ、コンセプト、ビジョンをイメージとして伝える目的です。
『STAR-ALE』のブランドサイトは、最初の2ページで必要なことを伝えています。
その理由は3つあります。
1)「人工流星」でどうなるの
2)どこの市場で勝負するか
3)原風景の共有
1)「人工流星」でどうなるの
普通にただ「衛星から人工流れ星を流す」だけだと、確かにすごいですが、多くの人にとっては他人事です。それを『エンターテインメント市場』と定義することで、ただの研究ではなく、人が楽しませるアイデンティティに変えています。
2)どこの市場で勝負するのか
研究からエンターテインメントへ変化させました。アイデンティティを「舞台は宇宙」としたことで、イコール『宇宙ビジネス=規模=13挑円』マーケットの勝負にしました。
3)原風景の共有
「衛星から人工流れ星を流す」は、多くの人には他人事です。それを誰もが子供の頃に見た『流れ星』の原風景を共有をすることで、自分事にしています。
一見ビジネスにも、個人にも関係性に薄いところに対して、最初の2ページで「人工流星」という、メッセージを挟むことで、個人との関係性や会社サービスそのもの価値を変えています。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して弊社は一切の責任を負いません。