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【レポート】日本ブランド経営学会サロン#14「ブランディング、日本と世界」

2019年9月24日、hoops link tokyo(渋谷)にて日本ブランド経営学会サロンの第14回が開催されました。

日本ブランド経営学会は、ブランディングの視点から日本の企業経営を変えていくという志をもった学びの集まりです。なかでも活動を特徴づけるサロン活動には、「ブランディング」という共通の関心事をテーマに社会人が集まり、創発的な取り組みのきっかけの場にもなっています。

サロンでは、ブランディングの現場に携わる方をスピーカーとして招き、明日からでも役立てる生きたブランディングの知恵を参加者で共有します。

今回のテーマは、「ブランディング、日本と世界」です。今回から4月にブランド経営学会で出した「ブランド経営宣言」に基づき、第1章に引き続き、第2章を執筆した岩林誠氏に登壇いただき、その後みなさんでグループになって今日のテーマについて議論をしていきました。

日本はブランディングではなく、販促。

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岩林さんは日本と世界のブランディングについての違いを比較し、わかりやすく表で見せてくれました。日本はリサーチをしっかりするけど、どこまでいっても販促中心。「ブランド」という言葉の理解も企業ごとに大きく違うと指摘します。そしてご自身が外資系通信会社にいた経験から、いかに海外の従業員が「ブランド」という考え方が打ち合わせレベルにも根付いているのか、を具体例で示してくれました。

岩林さんが在籍した通信会社には5つのバリューがあり、そのバリューを日本法人に置き換え具体的に解説してくれました。多くの国に法人があり、多国籍の人種が関わるので、必ず「ブランド・ガイドライン」がつくられ、それにそって各国の広告展開が決まるという事例を当時のCMなどを見ながら、具体的に話してくださいました。

岩林さんは、広告代理店にも在籍したことがあり、多くのクライアント(日本企業)も担当されていました。これからの経験から、外資系の企業と日本企業の決定的な違いを岩林さんは指摘します。「日本企業は概念の整理が下手で、すぐに戦術に走る」。理念(=目的)をつくらず、立ち返らない。どうしても日々の売上や眼の前にあることに走りがちだ、と話します。日本企業とグローバル企業のブランディング的な違いの指摘は6項目に及びました。

では、ブランド価値を上げる活動とは何なのか。その具体例に岩林さんは、2014年のBURGER KINGのキャンペーンを挙げて解説してくれました。「単にタレントを広告に出すことだけが、広告じゃない」と痛烈に批判します。

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日本ブランド経営学会をブランディングする。

岩林さんの発表の後は、まだ発足したばかりの日本ブランド経営学会の「ブランディング」について考えるディスカッションの時間になりました。まずは会長の上條さんより、日本ブランド経営学会の10年計画についての説明です。それをふまえ、どんな活動をしていけばいいか、まずは個人ワークを行い、各チームで議論していきました。

 

「ブランディングとは何かの問を投げかけることが重要。そもそも定義が曖昧、担い手にも語ることは難しい。でも曖昧なままでいい。担い手がそれぞれブランディングについて語り、ドキュメンタリー映画をつくり、各地域のブランディングの担い手が学会の支部を全国に波及させる」

「ブランディングのカードゲームをつくると、波及効果が出るのでは」

「家族にブランディングの考え方を取り入れるのはどうか。それで子どもがブランディングを考え、自分らしい生き方ができる。やがて中学生もこの学会に参加するようになればいい」

「ブランドにどれだけ寄与したかを人事評価に取り入れることはほとんどないので、ブランディングを根付かせるには、その発想で人事評価をする文化を広げたい」

「1700も市町村があるので、地域のブランディングを盛り上げたい」

「AIの進化とブランディングの関係性について解き明かしたい」

 

今回も熱い議論が繰り広げられ、あっという間の2時間が過ぎていきました。

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今回から実験的にZOOMで参加できるようにFacebookグループでURLを開示。次回以降も条件が整えばトライしてみるつもりだそうなのでぜひチェックしてみてください。https://www.facebook.com/groups/1582869155168514/?source_id=1974258722645505

日本ブランド経営学会では、BRAND COFERENCE研究発表会を渋谷で10/26(土)に開催。初の試みは、多くの実務家からの発表の参加表明がありました。間違いなく国内で最先端のブランド研究の最先端。実戦から生み出された知がつまっていることでしょう。
https://jbms201910.peatix.com/

 

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2019/10/26

株式会社シー・エス・イー (渋谷)




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