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2017.01.13

スタートアップが最初に言語化しておくべき7つのこと。

【スタートアップのCEOだからこそ身につけたいブランディング思考】no.4

元々は一部上場ベンチャー企業の理念策定を行っていました。現在はスタートアップ企業を中心に企業ブランディング、特にコーポレート・アイデンティティ(CI)を専門として上場企業の理念策定と同じプロセスでやっています。

スタートアップは、いきなりサービス開発や顧客開拓ではなく、まず最初に7つの概念を言語化する事が大切。同じサービス、物を作るにも、他とは全く価値が違うものになります。

最初のコーポレート・アイデンティティ(CI)を言語化しておく事で、経営戦略、PR戦略、人材戦略を一貫した概念でブレなく統合している状態=ブランド力が強い状態で、市場で戦えます。

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自分が最初のヒアリングの必ず確認することは『思い』からです。

理由は、企業のアイデンティティ(存在価値)は、創業者の『思い』からはじまっているからです。 そもそも創業者の『思い』がなければ、サービスや企業すら存在しないからです。

スタートアップは、最初にサービス、プロダクトありきで「企業理念」「ビジョン」は、ある程度大きくなったら、作ればいいやという企業も少なくありませんが、WAYMANAGIMENTを最初に言語化することで、創業者自身もそうですし、自分以外の他人に伝える時も、同じ言葉で伝えることができます。

「企業理念」「ビジョン」「ミッション」など、人や書籍によって、定義が違いますが、10年間 さまざまインプットや実際の体験を通して、『思い』から「ビジョン」「理念」「ミッション」を矛盾なく作るプロセスです。

①『IDENTITY(思い)』どんな思いで立ち上げたか

最初に確認することです。サービスや起業はあくまでも手段です。なぜやりたいかと思ったかの『思い』です。 カッコ良くなくてもいいので、余計なものがない純粋な『思い』です。

②『WHY(原体験)』どんな原体験から思いが生まれたか

最初の『思い』が生まれた『体験』があります。もしここで『体験』がない場合は、『思い』ではなく、ただの「思いつき(アイディア)」などで、他の「思いつき(アイディア)」で、そのサービスの存在価値が消えてしまう可能性が多いです。

逆に原体験は、深かったり、強烈な原体験ほど、『思い』を深かったり、強烈な思いになり、ブランディングする上では「強い」ものとなります。

③『ISSUE(本質)』「なぜ」を繰り返した先にあるもの

ここから未来に飛躍しますが、自分の『思い』が実現した社会が、どうなっているかです。
もし自分の『思い』が「お金持ちになりたい」だったら、自分だけがお金持ちになっているというビジョンに、赤の他人や社会は、応援してくれるでしょうか。 逆に、自分の『思い』が実現した社会が、豊かで、人の笑顔が溢れているビジョンであれば、赤の他人や社会も応援したいと思ってくれるでしょう。自らのビジョンを実現する後押しになります。

MISSION(使命)』解決したい社会問題

「そのためには、何を使命にするか?」

その価値を守るために、絶対に守る1つの約束です。社内、社外に対しても同じものです。 もしここ守れない場合は、会社の信用を失なう約束です。

⑤『VISION(実現した社会)』ダレがなっているか、どういう社会になっているか

「思い」が実現して、「ミッション」が解決した社会がどういう風になっているか。『ビジョン=映像』の目に見えるくらいの、解像度(具体的)が高いほど、実現度や人を巻き込む力が強くなります。

⑥『PHILOSOPHY(理念)』何を通して、どうするか

何の手段を通して、どんな目的を達成するか。
ビジョンとも似ていますが、「〜を通してどうなる」と、一言で「理(ロジック)=左脳」と、「念(イメージ)右脳」が伝えることができる言葉です。

『CORE VALUE(常に磨き続けられる価値)』

時間を忘れてやり続ける事ができる事で出せる価値。

さらにここから「ポリシー(判断基準)」、「ルール(行動基準)」を策定することで、通常業務はもちろん、また何千人に増えても、矛盾になく『一人の人格(法人)』として、同一性を保持したまま、存在価値(アイデンティティ)を守れます。

chikaike

 
チカイケ 秀夫

パーソナル・ベンチャー・キャピタル代表。企業ブランディングパートナー/社外CBO(チーフ・ブランディング・オフィサー)。一部上場IT企業でベンチャー立ち上げ、グロースハック、企業理念策定や代表直下でグループでのさまざまなプロジェクトを担当。そこでの『ブランディング』を通して、現在は、個人/スタートアップ/ベンチャーへの支援を行う。




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